目次
昨年の8月、とあるTwitterユーザーさんがエアコンの室外機を自作して取り付けたことを画像付きで紹介されていました。
素晴らしいクオリティの室外機カバー
室外機が日光に晒されて夏日ほどクーラーが効かなくなるので直射日光だけでも遮れる室外機カバー作ってた
木製の室外機カバー、ちゃんと通気口は塞がないようになっているし、こういうの作れる人は素晴らしいですね。
しかし思いもよらない事実が発覚
きょねんのぼくへ
これ下のおうちの室外機でしたうちのやつにつけようとしたらサイズ合わないでやんの
https://twitter.com/_hp23/status/1416595060599054337
どうやら集合住宅だったため気付かずに他の家の室外機をカバーしてしまっていたようです。
そして自分の家のエアコンの室外機にサイズが合わないという悲劇・・・。
エアコンの室外機カバーという概念
筆者はこの記事で紹介しているツイートを見かけるまで「エアコンの室外機にカバーをかける」という発想自体がありませんでした。
メンテナンス的なことをするとすれば、外気にさらされて汚れやすいため定期的に外装を洗う程度でした。
ただ表面を磨いたってエアコンの性能は変わりませんからね。
室外機にカバーをかけることによって室外機に直射日光が当たらなくなって室外機本体の温度が上がりにくくなる・・・とはいえ、室外機本体の温度がエアコンの性能にどのような影響を及ぼすのか??
気になったので調べてみました。
エアコン室外機にカバーをかけることで得られる効果
そのへんのライフハック系のブログ記事からの引用だと真偽が定かではないので、エアコンメーカーのダイキン工業さんのホームページからソースを拝借。
https://www.daikin.co.jp/school/electricitysaving-summer/challenge02/
どうやら室外機本体の温度が上がることによってパワーダウンして効率が下がり、結果的に消費電力が上がるようです。
室外機が熱を逃がすスペースを塞いでしまったり、室外機周辺の気温が高い場合も熱を逃がすことができず同様に効率が悪くなってしまいます。
エアコンの仕事効率を最適化させたい場合、室外機に当たる直射日光を遮り、且つ熱を逃がすスペースの気温上昇も防いでおく、つまり室外機を含む前方1メートル程度のスペースに日陰を作っておくようにすると良いみたいですね。