スマートフォンのオンラインゲーム上で迷惑行為を数万回にわたって繰り返したなどとして、宮城県警仙台北署は11日、偽計業務妨害などの疑いで千葉県内の高校に通う男子生徒(18)を書類送検した。調べに対し容疑を認め、「ゲームで勝てなかったので、腹いせでやった」と供述している。
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人狼ジャッジメントというオンラインゲーム上で意味不明な長文や絵文字を数万回にわたって繰り返したという男子高校生が書類送検されたというニュースです。
人狼といえば掲示板形式の人狼BBSなんかが有名でしたが、文章メインのプレイヤー同士の会話が軸となるゲームの性質上、荒らし行為がおこなわれるとまともにゲームが成立しなくなってしまいますから、運営会社としては自社のサービスを守るためアカウントの凍結などをおこなうのが当然の措置といえますが、大半はここで終わりです。
本件はアカウントが停止された後も、新規でアカウントを作成して荒らし行為を繰り返したために警察の捜査が入るまでに至ったのでしょうね。
ネット上の文章投稿で逮捕や書類送検がされるのは犯行予告などの特に悪質なケースだけで、ユーザー間の妨害行為などは事件沙汰にはならない印象でしたが、オンラインゲーム等の会社のサービスで度が過ぎる場合は書類送検されることもある……という例が出来ました。
果たして、人狼ジャッジメントで荒らし行為を繰り返した高校生に対し、検察や裁判所はどのようなジャッジメントをするのでしょうか。
人狼ジャッジメントとは
2001年にアメリカのゲームメーカー「Looney Labs.」より発売されたパーティーゲーム「汝は人狼なりや?(Are You a Werewolf?)」から派生した数々のアプリゲームのひとつ。
チャットアプリのLINEのような画面でプレイヤー同士がリアルタイムに対話して1ゲーム1時間ほどで決着するゲームです。
⇒人狼ジャッジメント製品情報