iQOS(アイコス)のヒートスティックが刺さらない時の対処法

投稿者: | 2020年1月5日

目次

ヒートスティックが刺さらない!

iQOS(アイコス)2.4plusから使い始め、3multi、3、3DUOと購入してきた筆者ですが、使用しているとヒートスティックが刺さらない・刺さりにくいことが稀にあります。
恐らくiQOS利用者の方の大半が一度は経験したことのある症状かと思います。

ヒートスティックが刺さらない、あるいは刺さりにくい時の原因は様々です。
本記事では筆者が体験してきた原因と対処法を紹介します。

機器側に原因がある場合

ヒートスティックが刺さらない、刺さりにくい主な原因はiQOS本体側の汚れです。

ブレード表面の汚れ

ヒートスティックに刺さる刃の部分にたばこ葉が焼けた汚れカス等が付着し、切れ味が落ちているとヒートスティックの葉の隙間にブレードが入りにくいことがあります。
純正クリーナー(アルコールが浸透した綿棒が個別包装されたような物)を使って磨くのが基本ですが、先に床や机などに軽くトントンと当てて本体内部のたばこ葉のカスを落としておくと効率的です。

ブレードの根元の汚れ

日々のメンテナンスを怠っているとブレードの根元付近に汚れが固まってしまい、刃の根元までヒートスティックが刺さらなくなっていることもあります。
純正クリーナーの水分で溶かすように擦り続けても落とすことができますが、爪楊枝など先の尖った硬い物で削り取るようにすると簡単に除去できます。
但し、爪楊枝ほどの硬さの棒で力をかけるだけでもブレードは簡単に折れてしまいますので、くれぐれもブレードに力がかからないように気を付けましょう。

キャップの内側

キャップの内側はなかなか気付きにくい盲点です。
ブレードを通す穴の周辺にたばこ葉のカスが大量に固まってこびりついていることがあります。
こちらは全面プラスチック且つ普段目に見えるような部分でも無いので爪楊枝などの硬い棒でゴリゴリ削っても大丈夫です。

ヒートスティックに原因がある場合

本体側の清掃が完璧なのに刺さらない、刺さりにくいときはヒートスティックそのものの不良の可能性があります。
筆者の体感では、およそ2箱に1本程度の割合で不良品(と呼びたい品質の)ヒートスティックが紛れ込んでいます。

たばこ葉をほぐす

ヒートスティックのたばこ葉が詰まった部分を親指と人差し指で挟んで押し、たばこ葉をほぐすと刺さりやすくなります。
軽めの力で潰して、ブレードが入る隙間を作ることだけを意識すると良いでしょう。
グリグリとほぐし過ぎると、熱が伝わる面積が減って煙が薄くなってしまうことがあるデメリットがあります。

ブレードを先に加熱する

こちらは公式に推奨されている方法です。
ヒートスティックを刺す前にiQOSの加熱をスタートさせ、加熱しながらヒートスティックを挿入すると刺さりやすくなります。
ただ、これで刺さらなかった場合、バッテリーを消耗してしまい再充電まで吸えなくなるデメリットがあります。

新品に交換してもらう

本体側の不備がなく、たばこ葉の詰まり具合による原因で刺せなかったヒートスティックは20本集めてフィリップモリスに問い合わせると新品のヒートスティックに交換してもらえます。
何度も刺そうと試みたヒートスティックはグチャグチャになってもはやゴミ同然ですのでそのまま捨ててしまいたくなりますが、1本23.5~25円のたばこも塵も積もれば山です。
お金を払って購入した商品に欠陥があればメーカーや販売元が責任を負うのは当然のことですから、空き箱などに戻してストックしておくのもアリでしょう。

iQOSカスタマーセンターの連絡先

不具合のあるiQOS本体やヒートスティックの交換は、iQOSカスタマーセンターへ電話問合せをすると対応してもらえます。

iQOSカスタマーセンター
電話番号:0120-190-517
営業時間:9:00-21:00

また、前述したブレード清掃時に誤ってブレードを折ってしまった時など、自損による故障もシルバー会員以上且つ保証期間内なら1度だけ交換対応してもらえます。

筆者は爪楊枝で汚れを削り落とすときにブレードを折ってしまいましたが、即日交換対応してもらえました。
また、友人はiQOS3を買った翌日にトイレへ水没させましたが、そちらも交換対応。
共に翌々日には新品が送付されてくる対応の早さで、iQOSのカスタマーサポートは好印象です。