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ジャニーズ事務所のアイドルグループ「NEWS」のメンバーの手越祐也さんが新型コロナの自粛期間中にも関わらず「女性を集めてパーティをしていた」と週刊文春に報じられ、2020年5月15日にジャニーズ事務所がチャリティーユニット「Twenty☆Twenty」から外すことを発表。
その後、手越さんは処分に反発してジャニーズ事務所を自ら退所したそうです。ジャニーズ事務所から手越祐也さんの無期限活動自粛が発表されました。
芸能活動を自粛してから、シングルマザーとその子供にお弁当を無償で届けるボランティア活動を始めたという手越祐也さんの姿が目撃され、SNSを中心に話題になっています。
この日、都心の住宅街には、大きなリュックを背負って自転車で颯爽と駆ける手越の姿があった。手越は寄付をし、さらに自分で15個ほどお弁当を配ったという。
「この時代に、幼い子供を抱えたシングルマザーが“お金がないからオムツと夕飯どっちを買おうか”そんな悩みを抱える家庭が世の中にあるんです。それぐらい生活に困窮した人がいることを知った手越さんが共鳴。手越さんは両親が離婚し、母子家庭で育った身。彼は“ぼくはジャニーズに拾われなかったら、この子たちと同じだったかもしれない。自分がお弁当を配ることで元気を与えられないか”という思いがあり、この活動に参加したそうです。これまでプロサッカー選手で、日本代表の小林祐希選手、杉本健勇選手も活動に賛同しに配達員をしています」(プロジェクト関係者)
自身が母子家庭で育ったという背景があるためシングルマザーを対象とした支援活動をされているようです。
これはジャニーズの、手越さんのファンなお母さんなら大喜びですね(*´Д`)
Twitterでは色んな角度からの写真が撮られて掲載されています。
いかつい自転車で弁当配達する手越が最高すぎたのでメンタルリセットされた。やっぱ手越面白くてまっすぐで最高。 pic.twitter.com/Vab45AgE7X
— 箱 (@box_sexy_5) June 3, 2020
しかし自転車に詳しい人が道交法違反を指摘
SNS上で自転車愛好者の方々が、手越祐也さんが乗っている極太タイヤのいかつい自転車がアメリカのメーカーが販売する『SUPER73』という自転車だと特定。
ペダル付きの電動自転車
そしてその自転車を販売する通販サイトなどの商品紹介ページで「日本国内ではナンバープレートの装着が義務付けられている」旨が書かれていました。
手越祐也さんの自転車に乗る姿は様々な角度から撮られているものの、ナンバープレートが確認できないため「道交法違反では?」という指摘がされました。
手越さんの自転車は違法なのか?
手越さんの乗る自転車の詳細な仕様がわからない(輸入製品と国内製品で仕様が異なる)ため、ネット上では様々な憶測が飛び交っています。
私も電動アシスト自転車に乗った際に不要なトラブルは御免なので、自分なりに色々と調べてみました。
電動機付き自転車とは
電動機付きの自転車はその仕様によって大きく2つに分類されます。
ペダルを一切漕ぐことなく電動機の力だけで走ることができるものは「電動自転車」に分類され、原動機付き自転車(いわゆる原付)と同じくナンバー登録や自賠責保険への加入が必要になります。
手越さんの乗っている車種はこちらの販売サイトを見る限りペダルを漕がないと走れないタイプなので「電動自転車」ではありません。
電動アシスト自転車の要件
ペダルを漕ぐときに電動機による補助があるタイプの自転車は「電動アシスト自転車」と呼ばれ、電動機の無い自転車と同様にナンバーや自賠責加入は不要です。
しかしそれは道交法上の要件(速度が24km/hを超えた時にアシストがOFFになる等)を満たしている場合のみです。
手越さんの乗っているSUPER73は最高速度25km/hと書かれているため、電動機のアシストが25km/hに達するまで続く、という仕様なのではないかと思います。
つまり、道交法上の「電動アシスト自転車」と扱われるための基準を満たしていません。
要件を満たしていない車両は……
道交法の定める電動アシスト自転車の基準を満たしていない自転車(基準不適合車両)は原付または自動車扱いとなります。
よって、ナンバープレート登録&装着と自賠責保険への加入が必要であり、手越さんの自転車は道交法上違法である、という結論になってしまいました。
とはいえ、私自身で道交法の条文を読んだり手越さんの乗る自転車の仕様を独自に調べた結果であって、実際のところはわかりません。
電動機付き自転車は仕様に気を付けよう
日本国内で販売されている電動アシスト自転車には、道交法で定められた基準を満たしていない車両が少なからず存在するようです。
電動アシスト自転車を購入・運転する際は道交法上の基準を満たしているかどうかを考慮しておかないと処罰を受ける可能性がある、ということは頭に入れておきたいところです。