吉野家常務「田舎から出てきた若い女の子を牛丼中毒にする」等の発言が不適切だと話題になり常務解任へ・・・

投稿者: | 2022年4月20日

生娘をシャブ漬けに・・・

2022年4月18日、早稲田大学で社会人向けに開かれたマーケティング講座で講師を務めた吉野家常務の発言がニュースで話題になっていました。

この発言が飛び出したのは4月16日の土曜日、早稲田大学が主催し、社会人向けに開かれた「デジタル時代のマーケティング総合講座」でのこと。

この講座で担当講師として登壇したのが、牛丼チェーン・吉野家の伊東正明常務取締役。

受講生のものとみられるSNSには、伊東常務の発言内容について、こう書かれていた。

受講生とみられる投稿「講師の方が若い女性を狙ったマーケティング施策を『生娘をしゃぶ漬けに戦略』と笑いながら何度も発言した。『田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に食べない』だそうだ」

投稿者によると、伊東常務は「不適切な言い回しで、不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」と前置きをした上で発言したという。
https://www.fnn.jp/articles/-/348611

「生娘をシャブ漬け戦略」と名付けられた、恐らくギャグのつもりで語ったであろう例え話が受講生のSNSを発端にあっという間に大炎上。

そして解任へ・・・

早稲田大学で行われた講座で、マーケティング施策について「生娘をシャブ漬けに戦略」などと発言した、大手牛丼チェーン「吉野家」の役員が、解任されたことが分かった。吉野家ホールディングスが、きょう午前、発表した。https://www.fnn.jp/articles/-/348876

謝罪文から始まり、ついには吉野家の常務解任へ・・・と散々な結果を招くことになってしまいました。

いやあ、ネット社会、本当に怖いですね。

正直私個人がニュースを見た感想としては「生娘をシャブ漬け戦略」と聞いて「なんじゃそりゃwww言い回しがゲスすぎるwww」と笑ってしまいましたが、たまたま私がブラックジョークも受け付ける人間だからゲスな表現に笑えたのであって、ギャグセンスが一歩ずれればただのゲスとしか見られません。
社内で身内だけで話すぶんには笑い話で済んだかと思いますが、不特定多数・百人百様の価値観があるであろう大勢の前で話す内容としては、やはり「不適切」だったと言わざるを得ませんでしたね(;^ω^)
営業部の中間管理職くらいが部下や同僚集めて内内のミーティングや飲み会の席でやるようなレベルの話ですね。

常務解任はやりすぎでは・・・とちょっと可哀想にも思えたのですが、会社の看板背負って大衆の前でゲストークを繰り広げる人物に重要なポストを任せていたら企業としての信頼に繋がりますから、解任は納得です。

不買運動は大袈裟な嫌がらせでしかない

SNS等では吉野家の不買運動を始めている人がいたり、発言についての矛先が会社にまで向いている方も見られますが、このへんに関してはちょっと行きすぎなのでは・・・と思います。

問題の発言をした常務が解任されて吉野家の会社としてのスタンスは示しているわけで、例え社内で「生娘をシャブ漬け戦略」で大笑いが起きるような社風だったとしても、それを表に出すか身内だけに留めておけるかがポイントでしょう。

私は今回のニュースの影響で、逆に吉野家の牛丼(あと親子丼)が食べたくなって何度か行ってしまいました。
騒動の影響で吉野家で食べたくなった人と、食べたくなくなった人、果たしてどちらが多いのだろう(笑)

人生通して恐らく数百回は通っているかと思いますが、やっぱり吉野家はいつ食べても美味しいですね( ´∀` )