宮迫博之さんが新たに開設したYoutubeチャンネル、超有名Youtuberとのコラボが面白い!!+闇営業騒動について改めて所感。

投稿者: | 2020年2月2日

目次

雨上がり決死隊の宮迫博之さんが開設したYoutubeチャンネルが面白かったです。
⇒雨上がり決死隊・宮迫博之さんのYoutubeチャンネル

2019年6月に様々なメディアで報じられた闇営業問題、毎日のように関連記事がYahooニュース等のトップに掲載され、テレビでも一日中紹介されていました。
騒動は大きく膨らみ、出演していた番組を全て降板し、吉本とは契約解除。
約半年間、ほぼ外出できず自宅を中心に生活していたという宮迫博之さんが2020年1月29日にYoutubeで初動画を投稿。
チャンネル開設日は2019年11月27日となっています。

最初の動画「宮迫博之よりご報告」

ご無沙汰しております。
宮迫です。
お騒がせした騒動した半年経ちましたけどご心配をたくさんおかけした全ての皆様にもう一度改めて謝罪をさせてください。
本当にすみませんでした。

改めての謝罪から始まり、宮迫さんの近況報告、そしてYoutube活動開始に至った動機などが語られています。

筆者は宮迫博之さんのトークが好きで「アメトーク!」のDVDをよくレンタルしてきて見ていましたので、今後の活動に期待が膨らむ一方、最初の動画の重苦しい空気感から「ここで宮迫さんの面白さを発揮していけるのか?」と心配もありました。

2本目の動画「YouTuberのヒカルさんと初コラボしました」

2017年「祭りのくじ引きに本当に当たりはあるのか?」を検証した動画などで一気に有名になり今ではトップユーチューバーの1人となったヒカルさんとのコラボ動画。
人気お笑い芸人の宮迫さん相手に容赦なく辛口の言葉を投げかけるヒカルさんとのトークが面白く仕上がっています。

ヒカルさん側のチャンネルでの宮迫さんとのコラボ動画

上の動画に関連して、ヒカルさんのYoutubeチャンネルでも宮迫さんとのコラボ動画がアップされています。

ヒカルさんも2017年夏に仮想通貨VALUを巡った騒動で大炎上して騒動と直接関連の無い嫌がらせを受けたりと、宮迫博之さんの騒動に似た経験を有しています。
そのような背景があるから為せる業なのでしょうか、宮迫さんを遠慮なくイジりながらも励まし、応援する内容になっていてとても好感を持ちました。

宮迫さんの闇営業騒動とは

宮迫博之さんは所属事務所である吉本を介さず、とある団体に呼ばれて都内にある5つ星ホテルで開催されたパーティーに呼ばれ、出演報酬を受け取りました。
その取引相手が詐欺グループ(反社会的勢力)と発覚し炎上。
さらに宮迫さんが一度その仕事に関して「報酬は受け取っていない」と事実と異なる発言をしてしまったことでさらに問題は広がりました。

しかし、ヒカルさん側のコラボ動画中でも語られていますが、筆者としても宮迫さんの闇営業騒動は正直なところ「そこまでの責任を負う必要のある問題なのか?」と2019年の報道当時から実に疑問でした。

闇営業とは

闇営業とは「所属事務所を通さずに直接仕事を請け負い対価を得ること」であり「直営業」ともいいます。
言葉そのものはどうでもよいとして、では「直営業の問題性は?」となると、所属会社との契約内容に違反しているかどうかが肝でしょう。
宮迫さんと吉本との契約において「所属事務所を介さずに仕事を受けてはいけない」という決まり事があったとしたなら、直営業は契約違反といえますがこれに関しては昨年夏の報道により「吉本はごく一部の大御所を除く所属芸人とは書面による契約を交わしていない」ということが発覚しています。

営業そのものには問題が無かった

吉本にはテレビで活躍する芸人のほかにもまだ売れていない多くの芸人が所属しており、吉本からの仕事が無ければ当然収入もありません。
生活のために個人で直接営業して仕事をするのは止むを得ないし、当たり前のことだったようです。
よって直営業そのものには問題は無かったことがわかっています。
宮迫さんの直営業が大騒動へ発展してしまったのは、直営業の取引先が詐欺グループ、つまり反社会的勢力に属する相手だったことが発覚したからです。

取引相手が反社会的勢力であることの問題点

反社会的勢力と取引をすれば、金銭の授受が発生します。
反社会的勢力にお金を支払えばそれは反社会的勢力が活動を続けるための資金源となり、反社会的勢力からお金を受け取ればそれは詐欺被害者から騙し取られたお金かも知れない。
「反社会的勢力と取引すること=反社会的勢力の活動に加担すること」と捉えられてしまうわけです。

反社会的勢力と知らずに取引した場合は……?

ヒカルさん側の宮迫さんとのコラボ動画中にも出てきていますが、宮迫さん自身は取引相手が反社会的勢力であることには全く気付けなかったようです。
そこが問題であればパーティー会場であるホテル側への責任追及もおこなわれて然るべきで「5つ星ホテルでパーティーを開催できるような団体ならまともな相手だろう」と判断したとしても不思議ではありません。
また、反社会的勢力といえどパッと見て「反社会的勢力の構成員だ」とわかる外見をしているわけでもありません。
一見してまともに見える人でも、裏では何をやっているかはわからないのが現実なのです。
反社会的勢力の人間でも逮捕歴などがありよほど顔と名前の知れた人物でもない限り、他人が事前に気付くことなど不可能といっても過言ではないでしょう。
サービス業や小売業を営む一般企業は、数えきれないほどの取引を反社会的勢力に属する人たちとおこなっているのが現実です。

そのような状況だからこそ、一般の企業などでは不動産の売買・賃貸などの重要な取引をおこなう際には事前に「反社会的勢力でないことの誓約書」といった書類を用意し、もし将来反社会的勢力であることが発覚した場合に契約解除をおこなえるようにする等の対策を講じており、それが通常用意できる範囲の対抗策です。
反社会的勢力だと知っていて意図的に取引した場合は別として「相手方が反社会的勢力であるとは知らずに取引をしてしまった者は被害者」と解すべきと思います。

問題のパーティーが開かれたのは約5年以上前

宮迫さんがパーティーに出席したのは約5~6年前のことで、何年も経ってからリークされ週刊誌等で報じられること自体が実に不自然です。
少し考えれば、宮迫さんを貶めるため等、何者かが何らかの意図をもって意図的に起こした騒動だと推測できます。

さいごに

ひとつひとつの問題性を紐解いていけば、宮迫さんの闇営業騒動は、何ら特別視するような問題では無いことだとわかります。
ただ、ここまで大事になってしまった原因の一端は、宮迫さん側が「報酬を受け取っていない」と安易な発言をしてしまったことでしょう。
「嘘をつく=やましいことをした自覚がある」と判断され、悪い印象が強調されてしまったのだと思います。

ある事象に対して、怒ったり悲しむ人よりも笑ったり喜ぶ人が多ければ問題にならないし、笑ったり喜ぶ人よりも怒ったり悲しむ人が多ければ炎上する。
事実の重要性よりも印象(イメージ)で結果が動いてしまう、それが社会です。
芸能人も企業もイメージが全て。

いちファンとして、宮迫さんにはYoutubeで人を笑わせる動画を沢山作って活躍してほしいと願います。