楽天モバイル「1GBまで0円プラン」廃止の影響で7割のユーザーが他社に乗り換え検討中。

投稿者: | 2022年5月30日

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エイチームライフデザインが運営する、通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」は、楽天モバイルが2022年5月に発表した「1GBまで0円プランを廃止」に関して、楽天モバイルユーザー男女441名を対象に「楽天モバイルの0円廃止に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00dc94570c34ec5a051af497ccde0c6616eec00d

楽天モバイルが「1GBまで0円」を廃止

楽天モバイルが2021年4月から提供してきた「Rakuten UN-LIMIT VI(ラクテンアンリミット シックス)」は月間のデータ利用量に応じて料金が変化するプランでした。
1GBまで0円、1GBを超えて3GBまで980円、3GBを超えて20GBまで1980円、20GB超~無制限で2980円、さらに楽天が提供するRakutenLinkアプリを使ったデータ通話であれば通話料も無料という料金だけを見ればとてもお得な内容です。
その「Rakuten UN-LIMIT VI」が2022年6月1日をもって自動的に「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行されます。
移行後のプランでは「1GBまで0円」の部分が廃止され、最低料金は「3GBまで980円」となります。

楽天はサブ回線に最適だったが他のキャリアと並んでしまった

全くといっていいほど使わなかった月(1GB未満)に無料ならとりあえず回線をもっておいても損はない……ということでサブ回線に最適でしたが、今回の変更でその優位性が失われてしまいました。
0円で維持できる回線はKDDIが提供する格安プランの「povo 2.0」もあるので、電話番号を維持する目的であればそちらのほうが優れていますね。

楽天回線の最大のデメリットは品質の悪さ

これは実際に楽天モバイルを契約して利用したことのある人でないとわかりませんが、楽天回線はとにかく品質が悪いです。
docomo/softbank/KDDIの3社なら電波が届く場所でも、楽天だけ圏外ってことは多々あります。
楽天回線がまともに利用できるのは都市部のみです。少し郊外に行くと途端に電波が悪くなって使い物になりません。

品質が悪いうえに料金も他社と大差ないのであれば優位性はない

楽天モバイルは大手3社に比べて品質が著しく低いという格差があるからこそ他社よりも安い料金設定で勝負していると思っていたのですが、どうも変わってきたようです。
ユーザー数が増えてきたのでもう少し強気に出よう、と経営陣が考えてしまったのかも知れません。

「Rakuten UN-LIMIT VII」での変更によって恐らくユーザー数は減少していくでしょう。
1年間無料キャンペーンやポイントバック、キャッシュバックでせっかく集めたユーザーを手放すことになりそうです。