長年にわたり日本の福祉活動を支えてきた毎年10月から始まる「赤い羽根共同募金」で多額の使途不明金があることが発覚し、大きな騒動になっています。
【発覚】さらに7000万円不明、「赤い羽根」募金会明らかに 使途不明金は計2億5000万円にhttps://t.co/Ijn662Wlbk
北海道共同募金会の使途不明金問題で、募金会は新たに7000万円の使途不明金があることを明らかにした。募金会は多額の使途不明金が発生した原因などについて調べることにしている。
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 16, 2026
北海道共同募金会(札幌市)で明らかになった使途不明金は、記事執筆時点で総額約2億5000万円に到達。
本件についてあまり知らない方向けに、ここまでの経緯を時系列で整理します。
発端は事務局長への強制捜査
問題が表面化したのは2026年2月。
北海道共同募金会で寄付金の管理を実質1人で担っていた50代の男性事務局長が、所得税法違反の疑いで札幌国税局の強制捜査を受けました。
これをきっかけに同会が内部調査を進めたところ、2025年度に集まった寄付金約6億7000万円のうち、約1億8000万円の使途が説明できない状態になっていることが判明。
事務局長は2020年ごろから着服を繰り返し、発覚を逃れるために金融機関からの借り入れなどで穴埋めを続けていた疑いが持たれています。
2026年6月15日の記者会見では、なぜこれほど長期間発覚しなかったのかが焦点となり、会計処理を1人の担当者に任せてしまう「属人化」が問題点として指摘されました。
事務局長を懲戒解雇、刑事告訴の方針へ
2026年7月14日、北海道共同募金会は当該の事務局長を懲戒解雇したと発表。
あわせて、刑事告訴と損害賠償請求を行う方針を明らかにしました。
事態の全容解明のため、9月11日には弁護士や公認会計士で構成される第三者委員会が新たに設置されています。
新たに7000万円判明、総額は2億5000万円に
第三者委員会による調査が始まって間もない9月16日、同会は2025年度決算を改めて精査する過程で、新たに約7000万円の使途不明金が見つかったことを公表。
これにより、使途不明金の総額はこれまでの1億8000万円から約2億5000万円へと大きく膨らみました。
新たに判明した7000万円については、伝票の摘要欄に取引内容の記載がなく、仕訳作業自体が困難なほど不明瞭な支出が積み重なっていたと説明されており、同会はこの一連の事案についての刑事告訴も検討しています。
第三者委員会は今後も調査を継続し、来年1月末をめどに調査報告書をまとめる予定です。
10月からの募金運動を前に広がる不信感
この問題が深刻なのは、発覚のタイミングが例年10月1日から始まる全国規模の「赤い羽根共同募金運動」の直前だったことです。
北海道・帯広市では、地域の町内会を対象にしたアンケートで「改善策が明確に示されるまでは募金に協力しない」と回答した町内会が8割を超えたと報じられています。
ネットの反応
- 懲戒解雇はただの前準備で流石に横領の罪と取った金額から7年くらい食らうんじゃね?
- 絶対もっとあるわ 腐りきってる
- 小学生に純粋な気持ちで募金させて老人がその金を着服する 美しい国だな
- ガキの頃学校で強制徴収されてたわ。金返せ。
- 子供の100円を食ってる奴がおったんか
- 大昔からあるだけに24時間テレビなんかよりずっと根深いやろ絶対
(なんJ PRIDE掲載のコメントより一部抜粋)
一連の騒動は掲示板やSNSでも大きな話題になりました。
特に、子どもの頃に学校で募金を集められた経験を持つ人が多いこともあり、怒りや失望の声が数多く上がっています。
まとめ
北海道共同募金会の使途不明金は、当初の1億8000万円から2億5000万円へと拡大し、事務局長の懲戒解雇・刑事告訴の検討、第三者委員会の設置と、事態は着実に進んでいます。
来年1月末に予定される調査報告書の公表まで、全容解明にはまだ時間がかかる見通しです。
10月からの募金運動は例年通り実施されます。
募金の結果は果たしてどうなるんでしょうかね(;^ω^)
